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第3回応用物理学会教育シンポジウム「技術立国日本の危機を救う科学教育とは?」のお知らせ (2002/07/03)

来る9月21、22日に行われる応用物理学会主催第3回応用物理学会教育シンポジウムのお知らせが、生物科学連合を通じ、応用物理学会からまいりましたのでご案内いたします。日本比較内分泌学会は、生物科学連合の一学会として、標記シンポジウムを後援しています。

 本シンポジウムのテーマ「技術立国日本の危機を救う科学教育とは?」は、現在産業界が低迷し、将来に不安を抱く中で、ある企業を支えてきた研究者、技術者の分析結果も含め、科学教育のあり方を探っています。課題は大きく、かつ複雑ですが、テーマとしては、(1)科学と技術に関する社会の関心度、(2)小、中、高校、大学、大学院における教育課題、(3)求められる人物像、(4)科学教育のあり方、に焦点をあてております。

第3回応用物理学会教育シンポジウム

「技術立国日本の危機を救う科学教育とは?」

主 催:応用物理学会

期 日:2002年9月21日(土)、22日(日)

場 所:学習院大学百周年記念館大講堂(東京都豊島区目白1-5-1)

参加費:無料(テキスト代1,000円)

申込み:E-mail (symp@jsap.or.jp)、Fax、ハガキのいずれかにて、(1)応用物理学会教育シンポジウム参加申込み、(2)参加者名、(3)所属先・住所・電話番号・Fax番号・ E-mailアドレス、(4)会員番号(または非会員である旨)、(5)学生は「学生」と明記のうえ、お申込み下さい。




プログラム(一部予定):

   [1日目]: 9月21日(土)
<午前> テーマ:「なぜ科学教育が必要なのか?」
1.  挨拶:橘 邦英(応用物理学会教育・公益事業委員会委員長)
2.  現代社会と科学技術リテラシー:村上陽一郎(国際基督教大教育)
3.  メディアの役割:青木 繁(NHK番組制作局教育番組部チーフプロデューサー)
4.  海外の科学教育:リテラシーとの相関:笠 耐(交渉中)

<午後> テーマ:「なぜ理科離れが生まれるのか?」
5.  大学の研究教育/実例・問題提起(教科書問題、実験の必要性):谷口研二(阪大)
6.  大学入学前の理科教育:江沢 洋(学習院大)
7.  大学の基礎教育/リメディアルおよび学生参加の導入教育:和田隆博(龍谷大)
8.  高校教育、大学入試、指導要項(システムの問題):増子 寛(麻布学園)
9.  高校の実状と実践例/指導要項とギャップをどううめられるか?:金城啓一(学芸大付属校)
10.  小・中・高校教育のシステムとしての問題点:西村和雄(京都大学経済研究所)
11.  1日目のまとめ:寺嶋一高

[2日目]: 9月22日(日)
<午前> テーマ:「どうしたら理科好きにできるのか-産業界の明るい未来のために-」
1.  産業界の分析、教育界への要望・提言:水谷 隆(NEC)
2.  現場の技術者教育について:(交渉中)
3.  国研の分析、要望/トップの人権確保・提言:木村茂行(元無機材研所長)
4.  産業と学校教育・提言:水野博之(高知工科大学副学長)
5.  日本における未来の科学教育・提言:寺脇 研(文科省審議官)(交渉中)

<午後>
6.  パネルディスカッション:司会 寺嶋一高
テーマ:「日本の未来のための科学教育とは?」
パネリスト:寺脇 研、水野博之、水谷 隆、岡島茂樹、平松信康
増子 寛、田中一夫(一部のパネリストは交渉中)
7.  応用物理学会の決意(所信)表明:後藤俊夫(応用物理学会会長)

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